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まいにち楽しいこと探し。

【舞台】鬼滅の刃のクオリティがすごかった…!

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[http:// EMSjpさんによる写真ACからの写真 ]

先日友人に勧められ、今乗りに乗ってる『鬼滅の刃』の舞台を観たんです。

 

率直に言います。

実写版、舞台なら全然ありなんだ…と。

 


舞台「鬼滅の刃」公演公式CM

 

今まで少年・青年漫画のバトルアクション系の映画実写版なんてひどい有様でしたからね。

ひどい、というのも根拠があって、外見はまあ100%は難しいとしても髪型くらいは寄せれるだろう…とか、そもそも展開変えちゃってるだとか、意味があったシーンをカットして作者が伝えたかった事を無視しちゃってるとか。

 

そんな風にアレンジしちゃうのを視聴者って求めないじゃないですか。

尺の関係とか気にするなら2時間映画にしなきゃいいのに!って。

 

とにかくついこの間観た実写映画版のブ〇ーチがすごかったのであれはあれで突っ込みながら観て欲しい(笑)

 

さて本題に戻って、鬼滅の刃はここまで人気に火が付く前に観ていた大好きな作品でした。

 

正直最初は絵が自分好みではなかったんですが、みるみるうちに惹き込まれてあの絵じゃないと逆に嫌と思えるほどに。

約束のネバーランド』でもそんな現象がありました(笑)

 

舞台でやることが決定した時は「どうやってやんねん…」と嘆いたものです。

 

そんな時舞台好きな友人がやたらと進めてきたのがこの鬼滅の刃でした。

興味無かったのですが暇だったので観ることにしたんです。

 

物事はなんでもそうですが観る前から評価するのはほんともったいないですね。

人間関係もそうです。

噂だけで人を判断していると損するなーということ。

 

とにかくその鬼滅の刃の舞台を観て私は”舞台”のイメージが一新しました。

 

 2.5次元を体感する

2.5次元てなに?

2次元はアニメや漫画の世界ですよね、3次元は現実の世界、とするとその間って?

原作を忠実に再現するために舞台では様々な演出方法で再現力を高めている。

 

バトルシーンってどうやって表現すんの?

さすがに現実世界じゃあんな空中滞在時間も長くいられないしスピード感も伝わらないでしょ。

…え、なにこれプロジェクションマッピング?!

黒子の影の支えすげー!

って感じで再現力が本当にすごかった!!

 

舞台とプロジェクションマッピング

プロジェクションマッピングとは空間や物体に映像を投影し、いろんな視覚効果を生み出すパフォーマンスのこと。ディズニーランドの夜のシンデレラ城にも使われている技術だ。

福島県 鶴ヶ城に投影したプロジェクションマッピング

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 [http:// EMSjpさんによる写真ACからの写真 ]

 

場面の切り替わり、移動がスムーズで綺麗だなあって。

よくよく調べたら、今は舞台のプロジェクションマッピングなんて当たり前の演出方法だしそんな驚くことでも無かったらしい(笑)

でも私は何も知らないで観たので本当に度肝を抜かれました。

実に美しかったです。

 

黒子のサポートがすごい

黒子とは、黒装束を身にまといお客さんからは見えないものとして舞台でのサポートを行うもののことだ。

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黒子ってバラエティぐらいでしかちゃんと観たことが無かったんだけどこの舞台では

バトルの演出で吹っ飛ばしたり、飛ばされたりするシーン、

攻撃をかわすシーンなどで黒子がすごい動きをしていた。

 

空中に滞在する時間を長くするために持ち上げたり、反り返った役者の後ろにまわってそれをささえたり。

そのおかげでバトルの再現がすごかった。面白かった。

黒子ってこういう立ち回り方をするんだ…って。

きっとこう言った演出も当たり前なんだろうけど、初心者にはすごく刺激的でした。

 

2.5次元

それは現実であり2次元でも体感しているような気持ちになれる観ていてわくわくするものでした。

 

役者さんの演技のこだわりがすごい!

特徴のあるキャラクターへの寄せ方がすごい。

ここ、アニメが好きな人は結構重要なんですけど本当に拍手を送りたいくらい寄せてくれていた。

主人公の竈門 炭次郎(かまど たんじろう)は心優しい少年なので難しいと思うんですけど、我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)と嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)はもう本物?!って思いました(笑)

善逸のなよなよしたやかましい感じ、伊之助の「猪突猛進ー!猪突猛進ー!」って言って入ってくるところとか…声もほんとにそっくりなんです。

 

とにかくアニメ観た人は納得してくれると思えます。

私は感動しました。

役者さんも原作のファンなんだなって感じしました。

この二人だけじゃない、役者さん全員かっこ良かったです。

 

最後に

この舞台に関わった全ての人たち、愛のある作品をありがとう。

鬼滅の刃の世界観そのものでした。

 

アニメはこれから続編の”無限列車編”が公開予定です。

舞台も続編がまたあればいいなあと、心から想っております。